更新日:令和7年11月18日
感染症危機管理対応訓練(政府対策本部会合(訓練))
11月18日、感染症危機管理対応訓練として、高市総理大臣の下で初めてとなる「新型インフルエンザ政府対策本部会合(訓練)」を開催し、高市 早苗内閣総理大臣、城内 実大臣(感染症危機管理担当)をはじめ、代理出席を含む全閣僚等が出席しました。
感染症危機管理の司令塔組織として令和5年9月に内閣感染症危機管理統括庁が発足して以来3回目の政府訓練で、今年度は海外で新型インフルエンザが発生したという場面を想定し、政府の初動対処を確認するための訓練を行いました。
訓練においては、まず新型インフルエンザの海外発生状況等について、厚生労働大臣より報告がありました。その後、海外で発生した新型インフルエンザに対する政府の対処方針を記した「基本的対処方針」について確認・決定しました。
高市総理大臣からは、
- 検疫の強化等、水際対策を強力に進めること
- 国民に対し、科学的知見等に基づいた迅速かつ的確な情報提供を行い、差別・偏見や誤った情報の拡大を防ぎ、在留邦人を含めた国民の安全・安心を確保すること
- 国内患者の発生や感染が拡大する場合に備え、検査・治療体制の確率、物資の確保等を早急に進めること
の3点を中心に、先手先手で対応するよう、指示を受けました。
訓練終了後に高市総理大臣からは、こうした訓練を踏まえ、内閣感染症危機管理統括庁を中心として、平時からの備えに万全を期すよう指示がありました。
今回の訓練で得られた知見や課題も踏まえながら、引き続き、感染症危機管理対応能力の強化に取り組んでまいります。

