更新日:令和5年11月8日
第5回新型インフルエンザ等対策推進会議
11月8日、第5回「新型インフルエンザ等対策推進会議」を新藤 義孝大臣(感染症危機管理担当)の下で開催しました。
統括庁では、新型コロナ対応の経験を踏まえ、「政府行動計画」の見直しを進めています。過去2回の推進会議では、新型コロナ対応の現場でご尽力いただいた委員や医療関係者、地方自治体、経済団体などからのプレゼン・ヒアリングを含め議論してまいりました。
今回は、
- 情報提供・共有、リスクコミュニケーションに関するプレゼン
- 感染症対策に関するDX対応
- 「政府行動計画」の見直しの基本的な考え方
について議論しました。
感染症危機においては、国民の行動変容や偏見・差別の防止を図る上で、
- 有事の際における迅速な情報提供体制の整備
- 科学的根拠に基づいた国民への情報発信
- 人権に配慮した情報公開の在り方や差別等の対応
などが重要です。これらの論点について議論が行われました。
また、今回の「政府行動計画」の見直しに当たって、「関係機関がリアルタイムに検査結果を共有すること、臨床情報の活用等のために、早急にDX化の対応が必要」という新藤大臣からの問題提起を踏まえ、感染症対策に関するDX化対応についても議論しました。
さらに、これまでの議論を踏まえ、第1回推進会議で示された「政府行動計画改定に当たっての基本的視点」の内容に沿って、1.行動計画改定の基本的な考え方や、2.行動計画に盛り込む対策の主要項目について整理しました。
次回以降は、年内の中間とりまとめに向けて、更なる検討・議論を進めてまいります。