鳥インフルエンザとは?
一般に、鳥インフルエンザは鳥の感染症ですが、稀に、鳥インフルエンザのウイルスが人に感染し、人の感染症を引き起こすことがあります。元来、鳥の感染症である鳥インフルエンザのウイルスが種差を超えて、鳥から人へ感染するのは、感染した鳥又はその死骸やそれらの内臓、排泄物等に濃厚に接触した場合に限られるとされています。
人から人への感染は極めて稀であり、患者と長期間にわたって感染防止策をとらずに濃厚に接触した家族内での感染が報告されています。
人への鳥インフルエンザA(H7N9)や(H5N1)の感染事例の発生が世界保健機関(WHO)から発表されていますが、人から人への持続的な感染は確認されていません。また、日本国内で発症した人は確認されていません。
なお、内閣府食品安全委員会は、我が国の現状において、家きんの肉や卵を食べることにより、人が鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないとしています。
関連情報
- 鳥インフルエンザ関係閣僚会議(首相官邸HP)
- 鳥インフルエンザについて(厚生労働省HP)
- 鳥インフルエンザについて(内閣府食品安全委員会HP)
- 在外邦人向けの感染症関連情報(外務省海外安全HP)
- 鳥インフルエンザの発生状況(厚生労働省検疫所HP)
- 鳥インフルエンザに関する情報(農林水産省HP)
- 高病原性鳥インフルエンザに関する情報(環境省HP)
- (動画)鳥インフルエンザって何? その対策と注意点(政府インターネットテレビ)