第10回新型インフルエンザ等対策推進会議

更新日:令和6年3月26日

3月26日、第10回「新型インフルエンザ等対策推進会議」を開催しました。

統括庁では、昨年12月に推進会議として改定に向けた考え方や方向性を示した「新型インフルエンザ等対策政府⾏動計画の改定に向けた意⾒」等を踏まえ、2013年の策定以来初となる政府行動計画の全面的な改定に向けて、準備を進めているところです。

感染症危機に対して強靭な社会を築き上げるためには、政府行動計画の実効性を高めておく必要があります。

そのため、今回の会議では、現在統括庁で検討している政府行動計画の改定内容について、

  • 平時からの実効性のある訓練の実施
  • 自治体の優良事例の全国展開をはじめ、国・地方の連携
  • 関係機関がリアルタイムで必要な情報を提供・共有・分析し、的確な感染症対策と迅速な研究開発ができるよう、その基盤となる情報の標準化と、DXの推進
  • 国民への的確かつ迅速な情報発信・リスクコミュニケーション

などの重要な点について、有識者の皆様から意見を頂戴し議論を行いました。

統括庁では、今回の議論も踏まえ、具体的な政府行動計画の改定案の作成を進めつつ、次回以降の推進会議において、引き続き6月に予定している改定に向けた議論を行ってまいります。