令和5年度 薬剤耐性(AMR)対策普及啓発イベント~薬剤耐性(AMR)って何だろう?~

更新日:令和5年11月24日

令和5年度 薬剤耐性(AMR)対策普及啓発イベント~薬剤耐性(AMR)って何だろう?~

薬剤耐性(AMR)とは、本来であれば効果があるはずの抗菌薬(抗生物質)が、感染症の原因となる細菌に、効きにくくなる、または、効かなくなることです。

薬剤耐性(AMR)に関する全国的な普及啓発活動を推進するため、毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」として、政府機関や民間の様々な団体が一体となって普及啓発に関する取組を重点的に実施するとともに、同月間を通じて国民一人ひとりの主体的な取組を促していくこととしています。

このような取組の一環として、内閣感染症危機管理統括庁では、令和5年11月23日(木・祝)、有明ガーデンモール2F中央吹抜広場にて、薬剤耐性(AMR)に関する認知度向上などを図るため、子供とその保護者を対象とした参加型のイベントを開催しました。

会場では、国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンターの藤友結実子先生と、ボンボンアカデミーのいっちーさん、なるさんが出演し、薬剤耐性(AMR)とその予防方法を紹介するトークセッションなどが行われました。

  • 抗菌薬は、風邪やインフルエンザなどの原因となる「ウイルス」には効果がないこと
  • 抗菌薬は、医師の指示どおりに飲まないと、本当に必要な時に効かなくなるかもしれないこと

などについて楽しく学び、参加者からは、「抗生物質は何も気にせずにもらい服用していました。 余ってしまったものは保管して使っていたので、気をつけようと思いました。」などの感想が寄せられました。内閣感染症危機管理統括庁では、引き続き薬剤耐性(AMR)対策に関する活動に取り組んでまいります。

  • 写真:令和5年度 薬剤耐性(AMR)対策普及啓発イベントの様子1
  • 写真:令和5年度 薬剤耐性(AMR)対策普及啓発イベントの様子2